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耐震化リフォームについて

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ルール1:基本ルール 建物の隅角部は90cm以上の壁を配する

どのような計画でも、基本的に建物の隅角部(出隅、入隅)には90㎝以上の壁をつくります。

ルール2:基本ルール 耐力壁は基本的に90㎝以上とする

耐力壁は地震や台風などの水平力に抵抗するために設けられるものです。構造上必要な壁なので、通常90㎝以上必要です。

ルール3:プランニングの際のルール 耐力壁線区画は40m2以内とする

間仕切り壁を撤去して広いスペースを確保するようなケースでは、建物の平面は原則として四角形を組み合わせてつくり、その四角形ひとつひとつの面積は40m2以内とします。
これは、だいたい6畳間4室程度の広さですから、1区画は最大約24畳分となります。

ルール4:プランニングの際のルール 区画内の耐力壁の長短比は4以下とする

プラン上、耐力壁を移動する必要がある場合、40m2以内で区画された空間の長短比は4以下とします。
たとえば、長手方向に壁を4mつくる場合では、短手方向は必ず1m以上つくらなければならないということです。
なおかつ、耐力壁線双方の距離は12m以下としなければなりません。

ルール5:プランニングの際のルール 耐力壁線上の開口の幅は壁の長さの4分の3以下とする

耐力壁を移動し、耐力壁線上に開口部を設ける場合、開口部の幅はその耐力壁線の長さの4分の3以下とします。

ルール6:プランニングの際のルール 耐力壁線の直下には基礎があること

耐力壁を移動する際に忘れてならないのは、基礎との関係です。
1階の耐力壁線の直下に、必ず鉄筋コンクリートの基礎がくるように計画する必要があります。 また、上階耐力壁線を受けるため、下階の耐力壁線を設けます。

ルール7:プランニングの際のルール 開口部の幅は最大4m以下とする

開口部を広げる場合、耐力壁線上の開口部の幅は4m以下にするのがルールです。 また、90㎝以上の開口部には、必ず上部に補強材としてまぐさ(壁の開口部を補強するための横架材)を取り付ける必要があります。

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