宮崎を中心に住宅の新築・リフォーム、店舗づくりをおこなっている建築設計事務所 建図宮崎(けんとみやざき)

デザインについて

デザインについて

デザインの話

●継続されるデザインであること
●構造の安定が目に見えるデザインであること
●歴史的検証がなされたデザインを機能的で現代的にリデザインすること

先ず皆さんに知ってもらいたい事―

【住宅デザインは50年・100年の街並みのデザイン】であるという事

長期優良住宅を実現するためにデザインがいかに重要であるかを忘れがちです。
構造や材料などだけでは、永続的な住宅とはなりません。
アンティーク時計と一緒で、直ぐに飽きられてしまうデザインではメンテナンスして次の世代でも使う気にはなりません。
美しいからこそ「壊すのはもったいない」と、メンテナンスをし住み継ぐことを考えるのです。
家の場合それは取り壊しを意味し、経済的にも環境の上でもマイナスばかりです。
次の世代に継承されるデザインに必要なものとはナンでしょう?
あらゆるデザイン業界で古典を学ぶことは大変重要です。

現在も継承されるデザインを、産み出し続ける北欧モダンデザインの祖であり、デンマーク王立大学の教授であった、コーア・クリントは「デザインソースを過去の名作に求め、現代生活にリデザインすることは有効」と説きました。

その直系の弟子モーエセンは、アメリカのシェーカー家具に触発され「家具(家)は使いやすく美しくあるべき」と機能とデザインの共存を示唆しスパニッシュチェアーを作りました。

また、世界的に有名な直系の弟子ハンス・J・ウェグナーは世界で最も有名な椅子「ザ・チェアー」を【中国民時代の椅子】から産出しました。

建築にも同じことが言えます。
洋の東西にかかわらず、私たちは現存する過去のデザインから、作法(=建築様式)があることを知らなくてはなりません。

その上で「西洋文化を知った日本人の感性が現代的にリデザインされ活かされる」ことが必要なのです。
住宅の外観は個人の資産であると同時に、街並を構成する公共の財産です。

●誰もが、懐かしく、ほっとするデザイン。(色彩を含めて)
●世代を超えて理屈なく住みたくなるデザイン。

イギリスではそのような住宅を「ホームリィな家」と表現されいつまでも大切に住み継がれます。
それが【サスティナブルデザインの住宅】です。

世代を超えて継承される【サスティナブルデザインの住宅】は次の世代に残すことができる住宅なので 将来的に個人の資産を守ることに繋がります。
もし、近隣の住宅も継承される【サスティナブルデザインの住宅】であるなら、街並みの熟成効果が得られ、より確実な個人の資産が守られるのです。

【資産価値を高めることができるデザイン】であることも【サスティナブルデザイン】の条件ともいえます。

縁があって私たちの造った家が、将来も、住む人にとっても地域にとってもかけがえのないふるさとの景観として残っていけばいいなあと思う次第で、その時一線を退いた現在のスタッフも気軽に立ち寄れるような正直な家造りを続けたいなあと思っているのです。
日々研鑽―。